S.H.Figuarts ホースオルフェノク レビュー
今回ご紹介させていただくのは…………
S.H.フィギュアーツ ホースオルフェノクです!パッケージからして何やらただならぬ期待感が!……
外箱の大きさやブリスターが以前のタイプに戻っているんですよね、
新商品でもあくまで既出の555シリーズに準じるということなのでしょうね。
……アレ?キバーラってナニ所属……
では早速中身の方にいってみましょー♪
付属品は手首パーツ、魔剣ホースソード、盾となっています。怪人系フィギュアーツではありがちですがやはり手首数はアッサリめ。
それでは造形可動など見ていきましょー。
顔の造りはこのサイズながらとてもよく出来ていて正にTVで見ていた木場さんがココに!ホレ惚れします♥
タテガミ部分はもちろん実際の毛など使われていませんがキレイになびいた自然な流れがイイ感じです。
ただ首の縦振りはかなり苦手でうなじに全く余裕が無いため頭だけで見上げたりはほぼ無理でした。
肩アーマーはボールジョイントなのでクルッと回して三者面談もOK♪頭部含め3本のホーンは硬質なので取扱い要注意です。
肩を回さないでの腕上げは真横までが限界ですが動かしにくいと言うほどでもないかと。
上半身の造形も細やか、いつも胸のヒヅメマークばかり目がいってましたがこんなに立派な6パックボディだったんですね。
おヘソの紋章なんかも初めて気付きました(笑)
そして全体的に見てもこの腰周りのアーマーが一番のクセ者、一応軟質のようですが融通が効きません。
股関節もファイズと違い引き出し式ではないので反る方のアクションはともかくとしても、
単純に脚を前に出すような動きには制限が大きくこの辺りはもう一考欲しかった所です…
足はダイキャストではないですがライダー系よりは足裏大きいので接地は悪くありません。
足首のひねりはもう少しあっても良かったかな~♪
オルフェノクと言えばほとんどがグレー系単色が特徴ですのでカラーリングには特に不満などなかったのですが、
よく見るとさらに全身すみずみまで黒いヨゴレ塗装が意図的に入れられており、
リアリティが増してより劇中に近い雰囲気作りに一役買っていますね!芸が細かくてスバラシイ!
全長も他のフィギュアーツより頭一つ高く、
大きめに出来ている真骨彫より高いぐらいでした。
付属の魔剣ホースソード、本体同様のクオリティでお揃いのヒヅメマークがカワイイですね♪
それにしてもなんてドド直球なお名前…間違ってはいませんがもう少しなんか……
対となる盾(魔盾とかではないようです)
コチラも造形は文句無しですがあまり使われた印象がないんですよね~(悲)
裏側はは至ってシンプルで剣を収納したり持ち手を付け替えたりの細工は無し、
装備としては王道ですがライダーくくりで剣と盾とキッチリ持ってるキャラって少ないイメージ、ストレートにカッコイイと思います♪
友であり宿敵、たっくんファイズと対決!
周囲に翻弄されながら
付かず離れずを繰り返す二人の繊細な距離感が
見ててヤキモキしながらもソコにまた引き込まれ
最後まで非常に見応えあり大いに楽しませてもらえましたね♪
初クリムゾンスマッシュ破れたり!!
騎馬する木場さん♪
疾走態にはなれないのでお馬さんにヘルプ、もともと西洋騎士のような風体なので違和感ないですね(笑)
第1話で怒りの初変身!
初回から大暴れで鮮烈なインパクトと爽快感を残したのが印象的でした。
ラストは王と運命を共にする木場さん…
最後まで優しく、かっこよかった……
フィギュアーツとしては初めてのオルフェノク立体化でその第1号がホースさんと、待っていたファンの方も多かったのではないでしょうか。
可動域に少々難有りとはいえ立ち姿だけでアート作品のような美しさ、放送から十年経っても色褪せないホースオルフェノクの魅力を忠実に再現できていると感じました。
555ファンなら是非!
最後に、仮面ライダー555 木場勇治/ホースオルフェノク役で素晴らしい演技と存在感を見せて下さった泉政行さんに、
謹んで、心よりご冥福をお祈り申し上げます。